利用案内

ホーム > 利用案内 > 利用者の声

利用者の声

プール・ボランティア(以下PV)を利用している利用会員にお話をうかがいました。

利用者の声

毎週通っています

自閉症児Kくん(小学生・PV歴2年半)の保護者より

すでにPVを利用しているお友達から紹介してもらって利用するようになりました。

それまでは、親子でプールへ行ってもプールやプールサイドで点々とするだけでした。PVではプールで「泳ぐ」ということを教えてもらいたくて、毎週通っています。最近では、自分でゴーグルをして潜るようになり、毎週プールに来ている成果だと思います。

「継続は力なり」ですね。

うまくコミュニケーションがとれるようになりました

自閉症児Sくん(高校生・PV歴7年・PVSC選手コース所属)の保護者より

テレビでPVを知った友達から教えてもらい、PVを始めました。小さい頃は水が大好きでしたが、だんだん水の怖さも知り始め、プールが少し怖くなってきた頃にPVを利用し始めました。

最初の1年は、深いプールにも入れず、顔つけからボランティアさんが根気強く指導してくださいました。その後、学校でも水泳指導が始まり、PVでの指導とうまく連動させることが出来ました。この頃から「プールは泳ぐところなんだ!」ということ理解し始めたようです。毎週プールへ行き、回数を重ねることで、本人もプールでの自分のペースを掴んでいきました。バシャバシャ水遊びしたり、犬かきは出来るけど、コースに入って1人で泳げるようになるまで、親では指導できません。もともと見てまねすることが好きな子なので、キレイな泳ぎを見て上手に泳げるなってほしいと思ったのも、PVを始めた理由の一つです。

「水遊び」から「泳ぎ」に変えていくことは、思いのほか大変なことです。そんなすぐに泳ぎに移行しないんですね!そのことを親が理解しないといけない。時間もかかるし、なかなか成果が出ずに辛抱しなければならない時期もありましたよ。

また、障害者施設でなく、公営プールで泳ぐことで水泳以外のことも身につけたように思います。ルールやマナー。社会に出てから役立つだろうと思いますね。

初めて会うボランティアさんとも「水」や「泳ぐこと」を介して、コミュニケーションをとることができるようになりました。行動をパターン化することが多い自閉症ですが、人とのコミュニケーションはパターン化できません。PVでは「水」や「泳ぐこと」を通して、どんなボランティアさんとでもうまくコミュニケーションがとれるようになりました。日常生活をしていく上でも、とても大きいことだと思います。ボランティアさんが専属でなく、いろんなボランティアさんと出会えることもPVの魅力だと思います。

自分で潜ったり泳いだり出来るようになりました

自閉症児Aくん(中学生・PV歴7年)の保護者より

水は好きで家族でもよくプールに行っていました。小さいころは水が好きすぎて、泳げないのに1人でどんどんプールへ進んでいくので、水の怖さを知らないだけに怖いな、と思っていました。

今では、自分で潜ったり泳いだり出来るようになり、泳げるボランティアさんと一緒なので、安心して見ていられます。

親では引き出せなかった力を引き出してくれました

自閉症児Yちゃん(中学生・PV歴7年)の保護者より

Yはプールやお風呂が小さいころから好きでした。水をこわがることもなく楽しんでいました。母自身水泳が苦手で、アレルギーもあり頻繁にプールに入ることができなくて一緒に入ってくれる人がいたら・・・と思ったところプールボランティアのことを知人から教えてもらいました。小学校1年生の夏だったとおもいます。

それからお世話になって7年になります。Yは大好きなプールにたくさんのボランティアの方と一緒に入り、楽しいときを過ごしました。いろんな人と関わりを持つことでにYの社会をひろげました。

水泳が好きなボランティアの方と水を楽しんで、Yが健康的な時間を過ごせる・・・それだけで大変ありがたいのですが、昨年はじまった夏休み短期水泳教室にも参加させていただきました。毎日プールに行くので「泳ぎ」を教えてもらうことを(Yの障害だと、教えることは本当に大変なことだとわかりながら)お願いしました。それからはボランティアの方の温かいご指導とYのがんばりで目をみはる成長を遂げました。根気よく付き合ってくださるボランティアの方は本当に大変だとおもいます。感謝しています。

他の場面のYしか知らないヘルパーさんにプールでの様子を話すと半信半疑でしたが、先日、実際にYの泳ぐ姿を見たときの驚きはすごいものでした。泳げない、プールの苦手な親では引き出せないYの力を引き出していただき、ありがとうございました。子どもの可能性をまた広げることができ本当に感謝しています。今後ともよろしくご指導お願いします。

他人との関わりも学んでほしい

知的障害児Yちゃん(高校生・PV歴4年半)の保護者より

もともと水が好きで、プールには親子でも行っていました。PVをすでに利用している友達から、勧められて利用を始めました。

ヘルパーさんともプールへ行きますが、PVでは上手になるように指導してくださるところが良いです。学校の先生か保護者としか関わりがない生活なので、PVでいろんなボランティアさんと出会って、他人との関わりも学んでほしいとも思っています。

教えてもらうことがたくさんあります

重度身体障害児Rくん(PV歴2年)の保護者より

最初は不慣れなボランティアさんも、一生懸命やってくれるし、Rのために試行錯誤してくれるのが嬉しいです。何回か担当してもらうとボランティアさん自身もサポートがうまくなりますよね。

最初のころは、親からボランティアさんに伝えることが多かったけれど、最近では、プールでの様子をボランティアさんから聞くことで私のほうが教えてもらうことがたくさんあるんです。

こんなに上手に泳げるようになるとは思っていませんでした

全盲児Tちゃん(小学生・PV歴1年2ヶ月)の保護者より

PVを始めて1年で、こんなに上手に泳げるようになるとは思っていなかったので驚いています。

PVを始めた当初は「泳げるようにならなくても楽しんでもらえたら…」と思っていました。特に短期水泳教室では、毎日通って本人も泳ぐ気になっています!保護者の私は、毎日プールまで連れてくるのが大変かも?と思いましたがTの成長を見て、私自身も嬉しくなってきました。

PV広報室より

「障害児にとって、プールは小さな社会なんですよね。」

取材中、こんな言葉を保護者の方と交わした。障害者専用の施設でなく公営プールを使用しているからこそ、きっと子どもたちは学ぶことが多い。みんなのプールだから迷惑をかけない。ルールを守らなかったら、監視員さんに怒られる。一般の利用者とも仲良く一緒に泳げるように。

「プール・ボランティアを利用するのは、『プールに行くこと』だけが目的じゃなくて…」

保護者のみなさんは口々にそうおっしゃっていた。ボランティア・スタッフとの出会い、コミュニケーションの能力の向上、社会性を身につけること。プールに行くだけでなく、保護者のみなさんがそれ以上の価値をPVに見出していることを再認識した取材だった。

取材にご協力していただいた皆さん、ありがとうございました。

2007年4月現在