2020/03/25 Interview 01どんな時も助け合いなんだと感じました

ボランティアインタビュー

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  • Kさん(30代 /会社員)
    プール・ボランティア歴15年 /
    水泳歴15年

    プール・ボランティアのボランティアを初めて15年のKさんに、水を通したボランティア活動の中で感じた楽しさや、助け合いのエピソードをうかがいました!

Interview 01:
どんな時も助け合いなんだと感じました

ボランティア活動のお疲れの中、お時間を取っていただいてありがとうございます。
今回はボランティア活動の中で感じている楽しみややりがい、難しかったことなどのお話をお聞かせいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。

ボランティア会員になるためには条件があります

まずは、ボランティアをすることになった、きっかけについてお聞かせください

始めは大阪市の「コンボ」という、社会貢献とかいろいろなことが載っている情報誌でみて連絡しました。
最初はお着換えを手伝うボランティアから。そういうお手伝いくらいなら出来るかなと思って、面接を受けたんですけど、今はプールに入って活動をしています。

元々、過去にも障がい者と接する機会があったので、何かできないかなと思っていたのと。地元が静岡で、あまり大阪に知り合いがいなかったので、良いきっかけになるかなという感じで始めました。

でも、応募する時にはあまり悩んでいなかったと思います。
よし、行こう!みたいな感じで。笑
今は保護者としても利用しているので、ボランティア活動をしながら、娘と一緒に楽しく泳いでます。

インタビュー風景01

一番初めにボランティアをした時の経験や、担当した子のことは覚えていますか?

一番始めは大阪プールで活動していました。
そのときに自閉症と中度くらいの知的障がいのある子。たぶん小学校に上がるか上がらないかぐらいの子で、プールの中で泳ぎながら童謡をいっぱい歌っていました。
「ぞうさん」とか「糸巻き巻き」とか歌っていて、とても楽しそうにリラックスして泳いでいたのを覚えています。

その時はまだ、ボランティアとしてどこを目指していいか分からなかったんですよね。子どもに対して、親はやっぱりバタ足とかできたほうが、きっと嬉しいのではないかと考えて目標を高めに対応していたんですが。

結局はプールですごくリラックスして泳ぐことが、とても本人にとっていい影響があるんですよね。今は楽しさを中心に、安全を見守りながら一緒に体力づくりを優先して活動をしています。

インタビュー風景02

ボランティアを始めた頃、なにか困ったことはありませんでしたか?

初めの頃は、保護者さんにトイレとかのコミュニケーションがとれるか、というのをよく確認していました。あとは本人の表情を見ながら不快でないかとか、健康の状態は大丈夫かな?とか。

その子と初めて一緒に入る時は、様々なことがイメージできなくて少し困った面もあったけど、結局は最初に保護者の方がお話してくれた、気をつけることを意識して過ごした感じかな。
なので、そんなに困ることはないと思います。

もし困ったとしても、他のボランティアさんが誘ってくれたり、「この子はこんな子だよ。」と教えてくれたりと、周りに助けてもらっていました。

インタビュー風景03

ボランティアをしている中で、何をしているときが楽しいですか?

普通の人でもそうだけど、なかなか他人は思うように動かない。泳ぎを理解させるために、何度も伝えて繰り返す人も多いけどなかなか難しい。

やっぱり、その中でも楽しくすることが大切なんですね。
担当の子どもの泳ぎが上達した時はとても嬉しいとは思うけど、それ以上にとにかくリラックスして楽しく泳ぐことが一番です。

インタビュー風景04

逆に、ボランティアをしているなかで大変だったことはありますか?

泣いてしまう子がいることですね。
昔は、どうしたらいいだろうって悩んでいたんですけど、だんだん子どもの特性が分かってきて。
今はそのまま、泣き止むのを待っています。

あとは、プールサイドを走る子。
プールに入ろうかな、どうしようかな、みたいな感じでウロチョロウロチョロ歩いているのをつきあったり、タイミングがあれば一緒にプールに入ってみたり。その目安はタイミングもよるんですけどね、子どもによっても違いますし。

あと、大変な事ではないですが、大きくなった子を抱っこすることもあるから、自分も体力をつけておくほうが良いですね。
なので、私も子どもと一緒にラジオ体操をしたりプールで頑張って運動したりしています。

インタビュー風景05

今まで活動していて、印象に残っているエピソードはありますか?

あります、あります。
私は少し耳が悪いんですが、一般のプール利用者さんに話しかけられた時に「お姉さんは耳が悪いから、もっとはっきり話さないといけないよ」とか言って、意外と利用者の子どもがしっかりしていて。

お互いに助け合う能力がある。思いやりを持っている子がいる。
そういう、ちょっとした出来事が面白かったですね。

あとはプールの中で、女の子が自分より小さい子に一緒に泳ぎを手伝ってくれたり、男の子も車いすを押してくれたりとか、優しい子がたくさんいる。

そういう時に、どんなときでも人って助け合いなんだな、と感じました。

インタビュー風景06

ボランティアをしている中で、意識していることはありますか?

とにかく自分の目線からはずさないようにする。
周りの子どもからちょっかいを出されたり、楽しいことは沢山あるんだけど、基本は担当している子どもの安全を一番に見守る。

もしその時見てなかったら、溺れてしまう可能性があることに気が付いたんですよね。
なので、絶対にちゃんとその子をしっかり見ること。やっぱり一番守らないといけないのはプールでの子どもの安全なので。

インタビュー風景07

ボランティア同士は、遊びに行ったり、話したり普段から交流はありますか?

結構ありますよ。私は若い頃から初めていたので、よく飲み会があったり。
そのおかげで、今の夫とも出会えました。

あとは、障がい者対応の研修。
神戸のしあわせの村でやる研修とか参加するなかで、他のボランティアさんと交流していました。今は私も育児に余裕ができてきたので、若い子を誘っていろいろご飯とか行きたいです。

インタビュー風景08

これからの活動で、チャレンジしてみたいことはありますか?

子どもたちにとってはたった一時間半の活動だけど、これからも居場所にしてあげたい。
親もなかなかプールには連れて行くのは大変だと思うし、年も取ってくると連れて出るのが大変になってきます。

これからもみんなが気軽に参加できるように、もっとプールに入ってもいいんだよ、みたいな感じで活動を続けたいと思っています。

あとは、私も発達障害の子を育てているから、個人的に勉強していることも伝えられるように頑張りたいです。

それでは最後に一言、お願いします。

今までも、出会いもあって楽しいよとか、勧めてみたんですが、なかなか活動の体験って伝わりにくいですよね。「すごいね」、「体力あるね」って感想はもらったことはありますが、実際に来てみないとわからないんです。

気軽に楽しく活動しているので、まずは一回、来てみてください。

ありがとうございました!

ボランティアになるには?

プール・ボランティアでは、毎週楽しくボランティア活動をおこなっています。
あなたも一緒に泳ぎませんか?

プール・ボランティアとは?

プール・ボランティアの活動

1999年5月22日、文部大臣認定の水泳教師、日本赤十字社の水上安全法・救急法の指導員、ライフセーバー、スキューバーダイビングのインストラクターなど「水」の専門家が集まって「プール・ボランティア」という非営利目的の団体を設立しました。

障害者も高齢者も一般の健常者と同じようにプールへ行くことができたら、どんなにすばらしいでしょう。

ところが現実には、まだまだ「水」の世界にはバリア(障壁)がいっぱいなのです。私たちは、障害者も高齢者も健常者と同じようにプールに行ける社会の実現を目指し、ノーマライゼーションの推進を目指しています。

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